公式サイトリザルト。
http://www.isufs.org/results/ec2005/CAT001RS.HTM

1 PLUSHENKO Evgeni RUS 227.14 2 1
2 JOUBERT Brian FRA 224.43 1 2
3 LINDEMANN Stefan GER 200.54 5 3
4 LAMBIEL Stephane SUI 196.47 3 7
5 GRIAZEV Andrei RUS 196.31 4 5
6 VAN DER PERREN Kevin BEL 195.47 6 6
7 DAMBIER Frederic FRA 183.60 12 4
8 CHIPER Gheorghe ROM 180.86 7 8
9 CONTESTI Samuel FRA 171.59 8 9
10 BERNTSSON Kristoffer SWE 166.70 10 12

プルシェンコ、素晴らしかった。。。

ジュベールは第一滑走だったんだけど、SPとはうってかわって固い動き。ジャンプも一応はこなしていたけど、着氷が乱れたりしてクリーンじゃないところも少々あった。今回は優勝へのプレッシャーが悪いほうに働いてしまったようだった。
あと、フリーのプログラムさあ・・・音楽は変わっていたけど、中身去年のマトリックスとそっくりじゃない?もろ焼き直しって感じがして、ちょっとがっかりした。正直に言ってごめん。でも方向性を変えるのは冒険だとしてもちょっとくらい別の動きに取り組むくらいの挑戦はして欲しかったよ。
一方、1,5点差とは言え追う立場だったプルシェンコの演技は素晴らしかった。

4T-3T-2Lo,3A-2T,3A,3Lz,3F-2T,3S,2A,2Lo

俺様全部跳べるんだぜというスンバらしいジャンプ構成、いやループだけはちょっと残念だったけど。それになんといってもジャンプ以外のところの動きが素晴らしかった。隙が無かったよ。あれだけシャープに動いていて、なおかつこれだけのジャンプをこなす。すごい集中力。多少のジャンプミスがあってもなお納得の総合力だった。格の違いを見せつけられたって感じ。いやはや、あんたすごいよ。

そして試合前の予想通り、3位争いは優勝争いとは別の次元で熾烈なものに。
見てよ、4位のランビエールとグリャーゼフの点差、0.1点しか変わんないのよ!SP3位から6位までの団子状態の中から頭一つ抜けたのは、昨年世選3位のリンデマン(独)だった。
リンデマンは高々とした男らしいジャンプを跳ぶわりには長いこと4回転が跳べなくて伸び悩んでいたが、昨シーズンから急に試合で決められるようになってトップ選手の仲間入りを果たした。
そしてはじき出されたランビエール、哀れ・・・。
ランビエールこそシニアデビュー当時から素晴らしい才能を持った期待の若手、来年こそ来年こそ!と言われ続けておりながら、なぜだか4位5位6位と順位的には落ちていく一方、今年こそメダルを!と個人的に大きな期待をかけていたのだが・・・。
ううう、ランビエール、去年の世選の4位といいどこか不運なんだよなー・・・。今回もいい線いったんだけど。難しいジャンプも跳べることは跳べるんだけど。リンデマンと比べるとどこか弱々しいジャンプだから同じくらいの難易度の同じくらいの数のジャンプだと競り負けてしまうんだよね・・・。ノーミスでないと。もっとも今回はフリーだけだと7位というちょっとナニな状態だったわけだけど(苦笑)。すごくいいもの持っている選手だからちゃんとメダルをとって欲しいんだけどなあ。

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