今年の決意

2004年6月30日 日常
今年私がやる日課の決意表明をここに致します!
もう7月だけど。
証人がいた方が続くっていうかね・・・。

ドイツにいる間は毎日、
1.ショートニュースの聞き取り練習、
2.なんでもいいから1ページドイツ語の文章を朗読、
3.特に二の腕を中心としたゴムバンドエクササイズ、
4.帰国に向けてボールペン習字の練習を1日1ページ、
以上の4つを毎日やることを自分に誓います!

・・・基本的に、毎日やることを誓います。
いや、やっぱ目指します、にします。
最近よく、以前勤めていた病院に入院していたAさんのことを思い出す。
A(女性)さんは体はいたって健康だったが、もうかなりの高齢で、痴呆が入っていた。
よく話す人だった。
痴呆の特徴として、現在のことはすぐに忘れるが、昔のことは非常によく覚えている。繰り返し繰り返し、昔のことを現在のことのように話す。こちらが暗記するほど、同じことを日に何度も何度も繰り返すのだ。
「私は自宅で子供たちを教えているの」
「息子は医者なんです」
「腰が痛くて痛くて死にそう、××(息子さんの名前)を呼んでください」
「胸が痛くて、もう死にそうです、息子を呼んでください」
「○○病院の、院長なの。内線の○○○○です。私がね、死にそうだって」
Aさんは代々続く病院の家付き娘で、語り口はおっとりと柔らかいが、根はわがままなお嬢様育ちで、自分の希望が叶えられないことに我慢ができない。
特に鬱状態がひどい時には、これをずーーっと後ろからついて言いつづける。仕方が無いので電話をかける振りをし「Aさん、今繋がらないから、後でまたかけなおしましょうね」と言ってやっと少し落ち着くのだ。
お気の毒な息子さん。
Aさんが入院する前はこれが実際毎日行われていたに違いない。
まあそんなわけで。
このとおりAさんは息子が大大大好き。
しかし当の息子は面会は月に1度と決めている。来ない時もたびたびある。来ない期間が長引くとAさんの精神状態が非常に落ち着かないため、病院から息子さんに電話をすることもあったが、絶対に月に一度以上は来ないのだ。ナース室では「息子さん、全然来ないから・・・もっと来てくれればいいのにねえ」などと言われていたが、上記の行動が毎日行われていたとしたらそれもむべなるかなだ。
そのかわりAさんの口から一度も話題に出たことのない、娘さん(娘もいたのだ)の方は週に1度かならず来る。娘さんといったってもうそんなに若くはなく、70近いはずだ。彼女は何があってもかならず週1度見舞いに来る。用事があって来れなかった時には翌週に2度来る。それも息子さんよりずっと遠くからだ。
しかし当のAさんは、 
娘 が 来 て も ち っ と も 嬉 し そ う じ ゃ な い の だ 。
いやいややって来る息子と一緒の時は、まるで恋人といるみたいに自慢気な顔で周りじゅうに笑顔を振りまく。
ところが娘さんの時はむしろむっつり。わがままも言い放題。
それでも娘さんは毎週来るのだ。
なんという孝行娘だろう。
そしてなんという理不尽な話であろう。

私思うんだけど、日本は男の孝行の方が女よりもずっと楽だよね。
同居して、奥さんに自分の親の面倒を見させればそれで孝行息子だもん。
ところが女の方は、実際に面倒を見、わがままを聞き、話し相手をしてあげなければならない。それも優しく。いやいややるだけでだって十分大変なのに、それだと鬼嫁とか言われて。まったく割に合わない話だよ。
昔は跡取り息子は一家に対する責任が大きく、大変だったと思う。
しかしいまや娘の方が婚家と実家双方からの期待を受けてずっと負担が大きいと思う。
あーあ。ドイツはいいなあ。同居も面倒も相手に対する優しさも完全に自由意志で、周りから孝行を強要されるってことは無いもんなあ。
日本に帰れるのは嬉しいけど、周りからの孝行しろ攻撃にはほんと、閉口するのよね。
「あの、残念ながら私は幸せな家庭生活を送らなかったので、私は実家が嫌いなんです」って言えたらなあ。言えないのよねえ、日本では。
日本に帰れるのは嬉しいんだけど、これだけが今すごく嫌なのよね。

ぐふ。

2004年6月29日 日常
ぐふ。
ついについに。
前から気になっていたワイヤレスマウス、買ってしまった!いえ〜〜い!
か、い、て、き〜〜。
だって今までのマウス酷使に耐えかねたのか、とっても動きが悪くてスクロールが全然うまくいかなかったんだもーん。
39ユーロでした。
えへ。
気に入らない点はほとんどないけど、動かすたびにわき腹が赤く光るのだけがちょっと鬱陶しいかな?でもすぐ慣れそうだね。

貧乏性

2004年6月26日 日常
私ね、前からドクターシーラボのアクアコラーゲンゲルっていう化粧品がすごい気になっていたのね。
http://www.ci-labo.com/item/cilabo/skincare/aqua_gel02.php
参照)
「アクアコラーゲンゲルは、これひとつで化粧水・乳液・美容液・美白液・化粧下地までのステップを兼ね備える多機能保湿ゲル。」

いいわよねー。これ一つで基礎化粧の全てがまかなえる、って魅力的よねー。皮膚科のお医者さんが考えたっていうのも大きな売りだし。
ちっと高いんだけどさ。
120gで7,800円。
まあ化粧水〜化粧下地まで一つずつ買っていくとなると結局値段的にはそれ以上にはなるんだけど、ちょっと試してみるかって手軽に買える値段じゃないのよね。あと基本的には通販物だから一時帰国の時についでにさっと買うっていうことも出来ない。
ところがこの前日本に帰った時に、ドラッグストアでそっくりな物を見つけたの。

「Dr.Coo ピュアアクアコラ○ゲンゲル」これ一つで化粧水・乳液・美容液・美白液・化粧下地まで兼ね備えます。

白地のケースに文字は黒と赤ってところも同じだし。
うーん、なんていうのかな。
こ れ ぞ ば っ た も ん !って感じ?

でもそういうのってよく割り引きセールするでしょ?
定価3,500円のところが40%オフで2,200円ですよ!
奥様心をがっちりキャッチよ。
「いいじゃない?旅行中は化粧品たくさん持ち歩きたくないし、これ1個で全部まかなえるんならそれに越したことは無いじゃないの!」
とかなんとか自分に言い聞かせて、買 っ て し ま っ た 。
これでちゃんと効果があるならシーラボより格安だし、ばったもん?万歳!よ。私って賢い奥様?うけけけ。

と思って使ってみたら。
これが大失敗。
つけてもつけても乾燥する。
つけると顔がぴりぴりする。
そのうちかゆくなってきて、赤くはれてきた。

こんなに肌にあわない化粧品なんて久しぶりだよ。ここんところ化粧負けなんてしたこと無かったのに、むっか〜〜〜。
うかつだった。ドクターシーラボは敏感肌でも安心して使える点を謳い文句にしていたけど、そういえばこっちのばったもんの方にはそんなことは書いていなかった。鉄肌用かよ。

そんなわけで全然使っていなくて思いっきり残っていたんだけど、その後しばらくしてふと気付いたよ。
顔につけなければいいんじゃん??
で、ハンドクリーム代わりに手やら足やらに贅沢にたっぷりと塗りたくった。まあ大してしっとりはしなかったんだけどさ(笑)。さすがに顔よりは皮膚も鈍感ならしく、脹れたりはしなかったよ。あと化粧水よりは潤ったかな。
2ヶ月たっぷり使いつづけて、昨日ようやく使いきりました。
いえ〜い。これでようやく捨てられます。ううう。
 
 

妻大喜び

2004年6月23日 日常
まあそんな銀行のトラブルとかその他色々あって。
「日本に拠点が無いのはやっぱり不便だなあ。たんぽぽ。先に1人で帰ってくれる?なんちゃって」
夫は半ば冗談だったのだが、
妻 大 喜 び 。

もうドイツは飽き飽きさ!
ドイツ料理にもドイツ語にも未練は 欠 片 も 無 い っつーの。

インターネットで住宅情報やらレンタル家電サイトやらを探し出してうっとりしています。
夫が横で「でも日本ではたんぽぽも働かないとだめだよ?家賃の高い所はダメだよ」などとなだめにかかっていますが、
OKOK、ALLES KLARよ。

いつ帰ろっかなー?♪
夫を見てて思うのですが。
「男子厨房に入るべからず」っていうのは、来るとうるさくてしょうがないから来るな、って意味ですかね?

でも「秋茄子は嫁に食わすな」は、やっぱり「うまいもんを嫁ごときに上げるな、もったいない」って意味だと思う。だっておいしいもん。
もう都家は十分な収入が入るようになり、貧乏生活からはおさらばしたはずなのに、ああはずなのに。

な ぜ か 振 り 込 ま れ て い る 給 料 が 動 か せ な い 状 態 が 続 い て い る 。

なんなの?この間日本で海外自動送金の手続きをしてきたはずなのに、どうして「まだ海外口座のご指定がされていないようなので送金できません」とか言われちゃうの?もう手続きしてからかれこれ3週間はたつのに、どうなってるのよ?三菱さんよ!?
このまんまじゃ私たち異国の地でおまんまの食い上げだよう!(大げさ。まあ秘蔵の日本円があるからそれはないんだけどさ)
はやくなんとかしてちょうだいよ。
日記友達(のつもりの)でんこさんのところで紹介されていたこの記事。
http://www5.big.or.jp/~hellcat/news/0406/19b.html

内容は夫婦二人そろって余命いくばくもないと医者に宣告され、残りの人生を悔いの無いものにしよう、と二人で50個ずつ「死ぬまでにやりたいことリスト」を作って、貯金を全部下ろして片っ端から実行していった。全部やり終わって気付いてみると、二 人 の 病 気 は 完 治  し て い た 、という映画のような本当の話。

いや〜いい話だなあ。
感動したよ。夢があるよね、大人のファンタジーだよ。人生って素晴らしい、って思ったよ。うるうる。

そんなわけで。
私も書き出してみることにしました、余命1年と仮定して死ぬまでにやりたい50のリスト。
思いついた順に。

1.ライン川沿いの貸し別荘で一週間の夏休みを過ごす。
2.ドイツ中の世界遺産を全部見る。
3.ドレスアップしてベルリンでオペレッタを観る。
4.ドレスアップしてベルリンで世界的名手のバレエを観る。
5.ベルリンの行きそびれたミュージアムに全部行く。
6.ドレスアップしてバーデンバーデンで金に糸目をつけずに赤黒賭けをする。
7.パリ観光をする(ルーブルとかベルサイユとか)
8.ゆったりした服を着てロンドンのNOBUでごはんを食べる。
9.憧れのビジネスクラスで日本へ行く。
10.京都の一流料亭で京懐石を食べる。
11.夫と思い出の温泉を再訪し、今度はスウィートに泊まる。
12.前から見てみたかった、大名の血を引く友達の実家を見せてもらう。
13.金沢を散策する。
14.宝塚を観る。
15.イッセ―尾形の1人芝居を観る。
16.仲の良かった友達みんなに会う。
17.アムウェイにはまって疎遠になった友達と和解する。
18.整形する(二重とシミ取り)
19.探偵を雇って昔付き合っていた男が何をしているのか調べる。
20.全身エステをする。
21.トキノの1週間ダイエットフードを買う(滅茶苦茶高い)
22.下呂温泉に行く。
23.湯布院に行く。
24.北海道でウニイクラ丼を食べる。
25.海原雄山の店みたいな高級日本料理店に行く。
26.ネイキッドシェフの店に行ってみる。
27.屋久島の縄文杉を見る。
28.長崎に行く。
29.三内丸山遺跡をみる。
30.映画村に行く。
31.日本最北端に立つ。
32.日本最南端に立つ。
33.さんご礁を見に行く。
34.バリのボロブドゥール遺跡を見る。
35.素敵な肖像写真を撮る。

ここから大長考。もう無いよ〜・・・。

36.一本うどんを食べる。
37.成田山に行く。
38.スペインでフラメンコを観る。
39.スペインで「カルメン」を観る。
40.ナイル川上りをしてピラミッドを見る。
41.チベットでエベレストを間近に見る。
42.ウフィツィ美術館に行く。
43.眺めのいい素敵なマンションに住む。
44.大型テレビを買う。
45.フェラガモの靴を買う。
46.幻の日本の銘酒を飲む。
47.月の砂漠を見る。
48.オーロラを見る。
49.なんとか太鼓のショーを見る。
50.おかまバーで楽しくやる。

最後の方は結構もうどうでもよい希望になってきました。
こうやって見ると私の希望は食べ物と旅行ばっかりで自分でも驚いたよ。
あとさあとさ、余命に拘らず今出来ることも結構あったのよね、
ドイツ滞在ももう長くはないんだから、ドイツの世界遺産なんて今からせっせと見に行けばいいのよ!ドレスアップしてオペレッタとかさ(笑)。でもこれは服と靴を買わないといけないからやっぱ余命何年の希望かしら?でもベルリンのミュージアムとかは出来るよね、NOBUとかさ。

夕食に(追記)

2004年6月19日 日常
冷凍カラマリ(イカリング)をフライパンで炒めて食べた。
うっかりたくさん入れてしまい、食べているうちに気持ち悪くなってきた。
とほほ。

追記。
夕食を食べない予定だった夫が急に帰ってきたので同じカラマリを出したら、「メンザ(学食)のカラマリの方がおいしい」という感想だった。
冷凍物とはいえ、なんか悔しい。

天気の話

2004年6月18日 日常
先週は暑い暑いと言っていたのに、昨日一昨日と涼しい、っていうか肌寒い。
それもそのはず、天気予報をみたら最高気温が10度も下がっていた。
また風邪引いちゃうよう。
ああくしゃみが。
くしゃんくしゃん!
今日は非常に恐ろしい思いをした。

今朝は朝からピザが食べたい気分だった。
しかし朝からピザを食べまくる姿を夫に見られたくなかったので、「うーん、朝ごはん、私は何食べよっかなー
・・・」などとぐずぐずしながら夫が出かけるのを待った。
しばらくしてようやく夫が出かけたので「しめしめ」と私は冷凍ピザを取り出し、
トマトやオリーブを加えてオーブンの中に入れた。
こんがり焼くとなると20分くらいかかる。
「その間顔でも洗ってよーっと」と洗面所にこもり、20分後に台所に戻りオーブンの中を
覗き込むと、

な に や ら 得 体 の 知 れ な い 異 物 が ピ ザ の 上 に 載 っ て い る 。

な、何これ・・・?ガラス瓶?手の平に乗る位の小さな、ケッパ―でも入っていたような小さなガラス瓶。

私がピザを入れたときはもちろんこんなもの載っていなかった。載せるはずが無いし、いくらなんでもこんな物載っていたら
気付くはずだ。
じゃあなぜこんな物がここに?
て い う か 、誰 ・ ・ ・ ? ?

さあああっと血の気が引いた。ガードルのせいではない。
誰かこの家にいる?!
夫は絶対帰ってきていない。
じゃあベランダから誰か入ってきたのか?そして「ふふふ、入ってきたぜ」というサインがわりに
数十分後にはかならず取りに来るはずのピザの上にガラス瓶を置いたのか?犠牲者が慌てる姿が見たくて?

や ら れ る ! ! 
私 、や ら れ て し ま う  ! !
も し か し た ら 死 ぬ か も ! ! ! 

大パニックだ。
だがどうしたらいいか分からない。
とりあえずピザはこんがりを通り越しつつある。この異物を取り出さなければ。もし異物を取り出して
いる間に後ろから襲い掛かられたら、この熱そうなガラス瓶を侵入者に投げつけてやる!
と意を決して後ろを気にしながらガラス瓶を取り出して見ると。
ピンと来ました。

オーブンのライトを覆っている球体ガラスでした・・・。

何かの拍子に落ちたのね・・・。オーブンの中を拭いている時に緩んだのかも。緩んだのね。

ああ良かった。
ほーっとした。
しかしこんなに血の気が引いたのは久しぶりだよ。ガードルなんかの比じゃないね。

ガードルのこと

2004年6月13日 日常
今回も日本でたくさんお洋服を買った。
毎年着実にサイズの上がっていくことに真剣な危機感を覚えた私は、これからは毎日
ガードルを穿くことに決めた。ウエストを強制的に引き締めるわけだ。
挫折しないよう、少し大きめのガードルを替えを含めて3枚買って、帰独以降ちゃんと毎日穿いている
んだけど、
こ こ ん と こ ろ な ん だ か 貧 血 気 味 。
なんかふら〜っと来るのよね。
ひょっとして体の中心で血が止まってんじゃないかしら?

しかし締め付けられているせいか、ごはんを食べてもすぐにお腹いっぱいになるっていう分かりやすい
メリットは素晴らしい。
がんばるわ〜。このガードルがゆるゆるになるまで〜

結果報告

2004年6月12日 日常
そうそう、うっかり書き忘れるところでしたが、例のRAIL&FLYチケットは
その後の調べでやはり形状が違うことがはっきり分かったので、電車賃は自腹で払いました。
へたれな私・・・。

やっぱさーJALのチケットは扱いなれているHISとかの日系旅行代理店に限るよ。
あのさー夫、変な意地張って地元の旅行代理店使うことないんじゃん?
聞いたのにドイツ人事務員は知ったかぶりして全然調べてくれないしさ。
まあこれが平均的ドイツ人従業員のあり様なんだけどさ。
これからはHISに頼みたいなあ、私。

不安なこと

2004年6月1日 日常
今日は珍しく朝から大雨で、まるで日本の梅雨みたい。
こういうのも風情があっていいもんだね。
日本の、というか東京の梅雨時はそこら中もわっとした湿気に覆われていて好きじゃないんだけどさ。

ちょっと不安なことがある。
一時帰国のための飛行機チケットが手元に届いたのだが、RAIL&FLYチケットのはずなのにそれらしい
印が何もついていない。空港までの交通費がただになるチケット、のはずなのに、一切サービスのついていない夫の
学割飛行機チケットと何も変わりがないんだけど・・・。
手続きをした地元の旅行代理店に夫が聞いてみたところ、
「これはDB(ドイツ鉄道)のチケットが割安で買えるってことだから、切符を買うときにDBに聞いて頂戴」
DBの窓口でこれを持って行って聞いたところ、
「よくわからないけど、この飛行機チケットそのもので鉄道にも乗れるって事じゃないの?窓口でやれることは
何も無いわよ」
あまりに訳が分からないので、このチケットの取り扱いに慣れているであろうHISに電話して聞いてみたところ、
「RAIL&FLYチケットは、空港まで交通費無料でいけるサービス付きのチケットで、形状としては通常の飛行機チケット
と同じくらいの大きさの紙がついていたと思います。発券され次第いつもすぐに送ってしまうのでちょっと細かい形
は覚えていないんですけど」
え〜ん、紙なんてついてないよ!
どうしよう。飛行機チケットだけ持って電車乗っちゃっていいのかな。

チップについて

2004年5月3日 日常
アメリカと違って、ドイツではチップは「何が何でも上げなければならないもの」ではない。
並程度のホテルやレストランなら料金きっちりで何の問題も無い。是非とも上げたいなーと思った時や、
小銭はうざったいから端数切り上げで釣りは要らない、とかその程度でいい。(もちろん、ある程度の
社会階層の人達は体面上払った方がいいだろう。大企業の社長とか。学生なんかチップを払うことは期待
されていない)
実はおトイレもそうなのだ。
デパートやマクドナルドのトイレの前にはかならずといっていいほど「おトイレおじさん、おトイレおばさん」
がいるのだが、これも別に絶対上げなければならないものではないそうだ。
日本人男性の友達がいるのだが、彼は各所でおトイレおじさんとお喋りするのが大好きで、仲良くなったおじさん
から色々と聞いたそうだ。
それによると、
・おトイレ係はほとんど外国人。
・基本的に店から給料は出ない!(出るところもある。ケースバイケースだが掃除用具代程度の所が多い)
・だからチップが頼り。
・でもチップの強制は法律で禁止されている。だから払わない利用者も多い。っていうか払わない人の方が多いよ。

友達も驚いて、
「えっそうなの?払わなくてもいいの?じゃこの皿の上に一枚置いてある50セントは何なの?」
「これはさ、『このくらい払ってくれればいいな〜♪すごいうれしいな〜♪』って意味なんだよ。こんなに払ってくれる人は
少ないけどね。ま、10とか20くらいくれれば恩の字かな」
「(ふっかけかよ)なーんだ、そうだったのか。日本人はどう?」
「おう!日本人はみんないっぱい払ってくれるよ!」
「ははは、そうだろうね。日本人は外国ではチップはやらなきゃならないものだと思っているから。だけどなんで日本人だって
分かんの?中国人かもよ?あんたらには区別できないでしょ?」
「いや!簡単だ」
「嘘つけよ〜!出来るわけ無いじゃん!」
「ほんとだって。入って来たらまず「ハロー」って声をかけるんだ。で悠然と目もくれずに通り過ぎるのが中国人、びくっと飛び上がって
振り向くのが日本人だ」
「わっはっはっは!冗談ばっかり!!」
「ほんとだって!じゃあおまえここで見てろよ」
しばらくたって遠くからアジア系の風貌の男がやってきた。日本語を喋っている。「ちょっと俺トイレ行ってくるわ」
「ハロー」
本当にびくっとなって振り向いたそうだ・・・。

ネタだろー?と思う人もいるかもしれないけどでもね、実際私もそうだしね・・・。絶対振り向くしね・・・。
しかし良いことを聞きました。無理におトイレチップを置くことは無いのね。今度から20セントくらいにすることにするわ。あとはびくっとならないことね。
いっつも同じ味のスープじゃ芸が無い、主婦たるもの芸風に幅をもたせなければいかん、
新しい味を開拓しよう!
とちょっと気になっていたレシピに挑戦。

「しょうが入りほうれん草スープ」

1.タマネギ1、にんにく2片、5センチくらいのしょうがをみじん切りしたのを鍋で炒めます。
2.さいの目に切ったジャガイモ1個、レモングラスとほうれん草250gを加え、水1L、スープの素を加え、10分ほど煮ます。
3.ミキサーにかけます。
4.日本酒かシェリー酒を1匙、塩コショウ。さらに少々温めます。
5.皿によそい、刻んだほうれん草で飾り、ごま油をほんの少したらし、エギゾチックなスープの
出来上がりです。

結果は、
激 マ ズ。

ショウガの味しかしねーよ。どろっとした緑色で見るからにあんまりおいしそうじゃないし。
ほんとにあんたらこんなのおいしいと思って食べてんの?味が強烈ならいいってもんじゃないんだよ!!

久しぶりで腹の立つ料理だったわ。
二度と作るか。ぷんぷん。

1 2 3 4 5 6